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遠山探偵事務所で働く時ワタル(曽我部和行(和恭)と姫栗コヨミ(三浦雅子)の下に二人の子孫と言うカレン姫(土井美加)とお目付け役のロボットダイゴロン(屋良有作)が現れ、遠い未来にあるナンダーラ王国に伝わる時を渡る鳥で王位継承の証ジュジャクを捕まえるのを手伝ってほしいと依頼される。
しかし、ナンダーラ王国王位を狙うのがもう一組いた。賄賂の使い過ぎで没落したスカプラ王朝末裔のミレンジョ(小原乃梨子)とその一味である。ミレンジョは弟のコマロ王子(丸山裕子)をナンダーラの王位に就けて莫大な富を得んとし、さらにナンダーラの乗っ取りを企図していた。
行く先々でカレン姫一行を妨害するミレンジョ一味に対して、ワタルはカレン姫からヤットデタマンに変身できる力を授かり、自我を持つ巨大ロボ「大巨神」でミレンジョ一味の悪だくみを粉砕する。
・曽我部和行(和恭)主演作で曽我部さんは3作目「ゼンダマン」でゼンダマン1号(鉄ちゃん)役で出演する予定だったが、体調不良で降板したといういきさつある。(後任は三ツ矢雄二)。
普段は「~ッス」ってつけて喋る、ヒロインのコヨミの尻に敷かれてる冴えない3枚目なんだけどヤットデタマンになると凛々しくなるのは同じ曽我部さん主演作の「破裏拳ポリマー」の主人公を連想するなぁ
・OPとタイムスリップのシーンで使われているのは元祖テッカマンで使用されたスキャニメイト。
・タイムボカンシリーズで初の巨大ロボ登場となった作品。(他に巨大ロボが登場したのは「逆転イッパツマン」と「タイムボカン24」。)スポンサーの意向で出したが当初放送するフジテレビはギャグアニメであるとして登場に難色を示したが、一任された総監督笹川ひろしが決断を下して登場が決まった。
大巨神は自我があり、慈悲深いが悪口には敏感でミレンジョ一味が自分の悪口をいうと「お仕置きだべぇ~」とばかりに悪玉トリオにお仕置きするが容赦がない・・デザインなんかモロ大河原邦男のラインが見える。
・コクピットメカの「オロカブ」が初めて出て来た作品。

エヴォリューション トイ ダイナマイトアクション No.33 タイムボカンシリーズ ヤットデタマン 大巨神 ノンスケール PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア / SEP158491