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日ごろ見たアニメやTV番組の感想など趣味をことを書き綴ったブログです
今回読んだコミックは「鬼滅の刃」の原型「過狩り狩り」。
第70回ジャンプトレジャー新人漫画賞佳作受賞作。電子版の無料配信を利用して読んだ。

<感想みたいなもの>
・絵は進撃(プロトタイプ)に近い画風。
・珠世と愈史郎はこの作品からの流用で、珠世と愈史郎が使う術も連載版と同じ
・鬼殺隊に相当する組織は政府公認の模様
・主人公は隻腕・盲目。セリフがないため性格は分かりづらい
・(外見だけだが)無惨の原型となった人物が出てくる
・「鬼滅」に登場している設定が本作でも登場。伝令役の鎹鴉、刀に「悪鬼滅殺」の字が刻まれている(「鬼滅」では日輪刀に「悪鬼滅殺」の文字を刻むのは柱だけ)、最終選別を思わせるシーンも登場するが、呼吸法はこの段階では出てこない。


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【2020/08/29 14:35】 | 読書・コミック
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今回読んだ漫画は今季アニメになった「ド級編隊エグゼロス」の原作版。
3巻まで電子版で無料配信されてたので読んだ。
1話は脳内で松岡さん、加隈さん、三木さん、伊藤さんの声が聞こえてた。
戦うたび、服が破れてマッパになるって設定だが(後で全開で戦っても破れにくいヒーロースーツが登場する)、少年漫画雑誌でここまでやっちゃっていいの?な過激な描写が多い。
技を使うためのエネルギーを貯める方法もHなシチュエーションで・・・って所も際どいんだけど、同じSQで連載になってた「To LOVEる ダークネス」以上かも?
 ただ、烈人と雲母の恋の行方は?なラブコメ描写は健全ですけど。

カラーイラストのセクシー描写も際どすぎです。

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【2020/07/15 00:03】 | 読書・コミック
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今回のお題は「三島由紀夫VS東大全共闘-美と共同体と東大闘争-」。

『学生・社会運動の嵐が吹き荒れた1969年の5月31日、超満員となった東大教養学部で、三島由紀夫と全共闘の討論会が開催された!
自我と肉体、暴力の是非、時間の連続と非連続、政治と文学、観念と現実における美・・・互いの存在理由を巡って、激しく、真摯に議論を戦わせる両者。討論後に緊急出版されるやたちまちベストセラーとなり、いまだに”伝説の討論”として語り継がれる貴重なドキュメント、三十余年ぶりの復活!』(書籍裏面の解説より)

渦中にある東出昌大がナビゲーターになったドキュメント映画でおなじみの三島由紀夫VS全共闘の討論会ですが、TVの「爆報!フライデー」で取り上げられたから・・ってのが読む動機。

 三島由紀夫の作品の根幹をなす「美」「天皇論」「過去・現在・未来」「自我と肉体」「観念」等のお題を分けて討論されていたもの。
 エリート中のエリート(言い過ぎか?)な東大生が主宰していたということでじっくり読んでも難しい言葉の羅列ばかりで頭に入ってこない。ただ、天皇論の部分は面白くて日本武尊の話が出てくるがこの話を通じて神としての天皇と統治者としての天皇に分かれてしまったとかと言うのはよくわかる。旧憲法では現人神のような扱いをされた天皇だが、戦後昭和天皇が「人間宣言」をし、象徴として扱われるようになったのは欧米に感化されたとしか(英国の国王の不問律「君臨すれども統治せず」と一緒)・・
 三島は天皇論の中で「後宮を持つべき」と言ってるが、今の情勢をピタリと当ててます。今天皇家って後継ぎの男子が殆どおらず(秋篠宮家の長男だけ)、若い皇族は女性ばかりになってるところを考えるとね。
 全共闘の人に「日本人であるという限界を越えることは出来なくなってしまうことでしょう」と言われ三島は「できなくていいのだよ。僕は日本人であって、日本人として生まれ、日本人として死んで、それでいいのだ。その限界を全然僕は抜けたいと思わない。」「日本人であることを自分では抜けられない。これは僕は自分の宿命であると信じているわけだ。」というのは酸b手の日本人が抱えるジレンマと言うか宿命ってのは痛感する。
 三島が全共闘の面々に言霊について語ってるが、これって「爆報!フライデー」でも出てきましたね。

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【2020/04/09 17:49】 | 読書・コミック
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今回読んだ本は雑誌「レコードコレクターズ」増刊号の「ジャパニーズロック 80’s」。
80年代J-Rockと言えばBOφWY、プリンセスプリンセス(以下プリプリ)、TM NETWORK・レベッカ等今でも語り継がれるアーティストがデビューした年代だが、アングラ・インディーズで活躍していたアーティストは評価され、メジャーシーンで活躍したアーティストは敬遠されてる・・・ということで再評価してみようというコンセプトで出された本。

ピックアップアーティストは
・BOφWY
・REBECCA
・TM NETWORK
・ストリートスライダーズ
・バービーボーイズ
・佐野元春
・渡辺美里
・米米CLUB
・ラウドネス
・the ROOSTERS
・X
・プリプリ
・ユニコーン
・ザ・ブルーハーツ
BOφWY・TM NETWORK、ラウドネス、Xはアルバム集めたほど夢中になったアーティストで特にTMなんか「GET WILD」の影響で80年代J-ROCKに傾倒する切っ掛けだったし(実際聞きまくるようになったのは一度解散した後)、BOφWYは友人の影響で聞いていて高校生時代にベストをあんまりないお小遣いを使って買ったなぁ(後でフルアルバムも借りた)。Xはクラスメイトの影響で聞いていたがラウドネスは音楽雑誌の影響。

ピックアップアーティストの次はジャンルごとに紹介。
・メインストリーム
・オルタナティブロック
・ビートバンド
・パンク/ポジパン
・DANCE/FUNK
・メタル/プログレ

 メインストリームの比率が多いがこれは意図的との事。(ピックアップアーティストを除けば)敢えて超有名作・定番は外してある構成。もう一つ持ってる80年代ロック・ポップスを取り上げた「レコードマガジン」増刊号でもコアな内容の名盤紹介をしていたが、本作もそういう傾向。ピックアップアーティスト以外で持っているのはFENCE OF DEFENSEの「~II」、GRASS VALLEYの「LOGS-行-」、SOFT BALLETの「EARTH BORN」、BUCK-TICKの「惡の華」、SHOW-YAの「outerlimits」だけ。
 取り上げたアーティストって発作的にCD買ったんですよね。フェンスはTM同様アニソンがきっかけと言うミーハーな理由もあるが。
 そんな中でもパンクはインディーズ率多め。最近オートモッド・G-シュミットを聞いたがポジパンって独特すぎ。
 今はサブスクが主流ということでサブスクにも対応しており、どこで配信されているのかってのもわかるが、コアな内容だけにサブスクでは聞けない作品もあり(メジャーなアーティストでも解禁されてない場合もあるし、配信されているアーティストでも特定のレーベルの物は聞けない等)、本当に聞きたかったらレコード屋を探し回れってことか・・・けど、レコード屋を駆けずり回って手に入れる・・っていうのは音楽の醍醐味でもあるんだよなぁ。実際ラウドネス(1期~3期)、フェンスは中古屋とネット購入・レンタルを利用して集めたんで。


【中古】邦楽CD FENCE OF DEFENSE / 2(廃盤)
FODの2nd。1stの延長線上にある作品だが「MIDNIGHT FLOWER」のギターがかっこよすぎる。このアルバムに収録されている「FREAKS」は後にファンを表す言葉に。
北島さんって高崎晃のようなテクニック重視のタイプではなく堅実さを売りにしているところが松本さんに似てるんだよなぁ。私のB'z好きは知ってる母親はフェンスの演奏をB'zと間違えたほど。
初期はB'z初期と同じハードロック+デジタルというコンセプトのグループだったが、ハードロックかデジロックいずれかに振り切っていればもう少し売れてたかもしれない。
ソニーの通販サイト限定でBlu-spec2版がリリースされている。


【中古】邦楽CD GRASS VALLEY / LOGOS〜行〜(廃盤)
GRASS VALLEYの4th。「MY LOVER」と「TRUTH」を収録。この2曲は時折カラオケで歌います。ルックスの良さから「和製JAPAN」と言われていたが、出口雅之の声はJAPANのデヴィット・シルヴィアンをアグレッシブにした印象。本作リリース後にDsの上領亘が脱退している。
昨年秋にソニーのオーダーメイドファクトリー限定でアルバムのリマスターBOXがリリースされている。


BUCK-TICK / 惡の華(プラチナSHM) [CD]
1990年にリリースされた「惡の華」を発売25周年を記念して最新リマスターを施した上で高品質CD化。
サブスクで2015年リマスターを聞いたが、オリジナルとどう違うのかがわからない。(持ってるのはデジタルリマスターされたバージョンを焼いたもの)


【中古】 アース・ボーン /SOFT BALLET 【中古】afb
SOFT BALLETの1st。1stの段階から完成度が高く、デビュー曲の「BODY TO BODY」のインパクトは絶大。Voの遠藤遼一って声は低いが、親が声楽家というバックボーンゆえに個性的なシンセの音に負けない存在感を放ってる。
ソニーの通販サイト限定でBlu-Spec2版が、デビュー30周年企画の一環でアナログ盤もリリースされている。

【2020/03/14 00:57】 | 読書・コミック
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本日読んだ本は「プログレ「箱男」」。
70年代に活躍したプログレバンドの名盤のアニバーサリーBOXについて紹介する本。

海外のロックバンドになるとデビューして40年以上のキャリアを持つグループもちらほらいるわけで、J-Rockとは異なり、アニバーサリーBOXも結構あり・・ってことで特にプログレバンドに重点が置かれている。

プログレ5大バンド(キング・クリムゾン、ピンクフロイド、YES、ジェネシス、ELP)、デビット・ボウイ、エイジア、リック・ウェイクマン等の作品を紹介しており、自分はJ-Rockメインのリスナーなんでプログレは少ししか聞いたことがないってことで対談のところは意味が分からずすっ飛ばして読んだが、ピンクフロイドの「狂気」、ELPの「タルカス」「恐怖の頭脳改革」は確かに傑作なんですけどね。
アニバーサリー盤、リマスターと色々と出てる洋楽のアルバム。曲構成(ボーナストラックの有無)とかのデータベースとBOXの写真は面白かったか?

 あと、日本はCDをまだ購入している人がDLで購入よりも比率が高いっていうのは驚き。
過去にDL購入で曲を2度手に入れてるが、データが消えてお金が無駄になるってことを経験しているのであんまり買いたがらないんですよ。
 CDの方がプレイヤーにかけて聞きたいという衝動も時折湧いてくるし、データのバックアップが取れるし、それに店をはしごして手に入れた時の喜びも配信よりも倍だし。実際、角松敏生(デビュー~「凍結」前)、GLASS VALLEY、ラウドネス(デビュー~3期)、JADOES、FENCE OF DEFENSE(Epic時代)のCDを探すのは大変で、ラウドネスとFODは弟に探してもらったこともありました。

 プログレバンドはコンセプトアルバムを最低1枚は作っている・・ってことで​コンセプトアルバムって何度も聞きたくなる魔力があります。ピンクフロイドの「狂気」は聞くと陰鬱になっていくのにふと思いつくと全部通しで聞きたくなるんですよね。
邦楽コンセプトになるけどTM NETWORKの「CAROL」、FODの「~III-2235 ZERO GENERATION-」も引っ張り出してよく聞いてますし。


プログレ「箱男」【メール便を選択の場合送料無料】


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【2019/11/17 00:52】 | 読書・コミック
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本日読んだ本は「私たちが熱狂した80年代ジャパニーズロック」。
日本の60年代・70年代はロック黎明期、GSブーム、フォークソングが流行していた時期で80年代初頭になるとRCサクセション、YMOの登場など日本にもロックが浸透してきた・・ってことで80年代の日本のロックに切り込んでいく内容。

 自分はガキの頃歌番組の前で明菜などのアイドルを見て歌を歌う真似をしていたらしく、80年代の音楽は鮮烈に残ってるんですよ。TMの「GET Wild」も鮮烈に覚えていたぐらいで・・・今でも周囲に「ホンと変わってるね」とか「アンタ、何歳なんですか?」と言われるほどレトロ趣味があって今でも聞くのは80年代-90年代J-ROCKにJ-POP。80年代のJ-ROCK・J-POPは本当にカッコいいんですよ。

・BOφWYのファンであるライターさんがBOφWYを聞いた時の思い出、解散した時ショッキングだったとかを語る。BOφWYは4つ年上の男友達が聞いていて、その影響で高校時代に入門編的なベスト「THIS BOφWY」を買ったけどしょっちゅう聞いてて、フルアルバムも借りましたよ。
最近「1224」「LAST GIGS」を見たが、氷室京介がかっこよすぎ。友達もハマるわけですわ。
・EPICソニー系列のアーティストの歴史では・・・EPICソニーはTM NETWORK、岡村靖幸など個性的なアーティストが所属していたが、特にTMとバービーボーイズをメインに取り上げられていた。バービーボーイズは懷かしの映像で知ったあと、ベストを聞いたが、当時は男女のツインボーカルって珍しかったのか、男女の機微をトーク形式で歌う・・っての今聞いても斬新ですよ。
岡村靖幸も取り上げられていたが、岡村ちゃんのナルシズム全開な歌詞は聞いていて苦笑してしまうがカラオケで歌ってて「やっぱあの人は天才だ」と思った
・TM NETWORKのプロデュース術について紹介。PVの時代と踏んでミュージックビデオを重点に置いたプロモーション、斬新なライブと話題を振りまいていたが1990年に名義を変えた時も斬新だったんですね。TMは「Get Wild」を小学生時代に聴いてショックを受けたってのもあったが自分のCDラジカセを手に入れた時と1994年の「プロジェクト終了宣言」が重なって、CDを借りてカセットで聞きまくっていたなぁ(後でCDを買い直したけど)。
 サポートメンバーの存在を意識するようになったのはTM NETWORKを聞いてから。B'zの松本さんが元TMのサポートメンバーだったってことを知り、松本さんお目当てでTMのライブビデオを見たほど。TMファミリー出身のグループはすべて聞いたけど、B'zは「LADY NAVIGATION」で一目ぼれして中学時代から本格的に聞き始めていたし、Accessは中学時代のクラスメイトにファンがいたのでちょっと聞いてたが(過去のフルアルバムを聞いたのは今年になってからですけどね)、TMファミリー出身のバンドで最後に聞いたのはFENCE OF DEFENSE。「SARA」を小学生時代に聴いてから20年経ってベスト盤を借りて聞き始めたんですよ。これには苦笑。
・ジャパメタブーム:お茶の間にヘビメタを定着させた聖飢魔II・Xがデビューしたのは1980年代。1980年代はヘビメタが熱かった!ってことで、ジャパメタの歴史を紹介。ジャパメタの雄と言えばラウドネス。影山ヒロノブも所属していたことで知られる「LAZY」が発展解消する形で1981年にデビュー。「THUNDER IN THE EAST」(1985年発表)で世界進出も果たしたんですが、高崎晃のギターテクなんてすごいですよ。1期~3期のCDを持ってますけどギターがカッコいい。EARTHSHAKER、MAKE-UPも聞きましたし。聖飢魔II・Xももちろん聞きました。聖飢魔IIはあの悪魔メイクとは裏腹に「白い奇跡」「エル・ド・ラ・ド」「STAINLESS NIGHT」がかっこいい。一回「白い奇跡」はカラオケで歌いました。(藁)CDは買うのは恥ずかしいんですけどね。小教典(シングル)のベスト「愛と虐殺の日々」、ベスト盤「入門経典」は借りたけど。
・インディーズ:古くからメジャー資本に拠らない自主製作盤は古くから存在していたが、80年代から自主製作盤はいつしか「インディーズ」と呼ばれるように。宣伝方法なども確立していない時代ったが、独自の宣伝方法を行っていたとか、筋少・電気グルーヴの前身「人生」等が所属していた「ナゴム」レーベルは「有頂天」のケラが主宰していて他にもメジャーで活躍していたアーティストが主宰するインディーズレーベルも80年代に多数存在してたってのは意外。
 オートモッドのジュネが主宰する「ヴェクセルバルグ」レーベルのG-Schmitt(ゲー・シュミット)の歌を聞いたが声と詞が独特すぎでした。
・バンドブーム:「イカすバンド天国」(イカ天)がバンドブームを起こしたが、その影響でバンドの青田刈り状態が起こって音楽の質が落ちてしまったという部分もあったが、ブランキー・ジェット・シティー、人間椅子・BEGINと言った優秀なグループも輩出した。
・ガールズロック:80年代末にブレイクしたPRINCESS PRINCESSの登場でガールズロックの隆盛が起こったが、その前に女性ボーカル+男性プレイヤーという構成のグループを紹介。女性ボーカル+男性プレイヤーというスタイルでブレイクしたのはレベッカ。(土橋安騎夫曰くレベッカがデビューした日はTM NETWORKと一緒との事)NOKKOのボーカルってパワフルですもんね。
ジャパメタブームの中でデビューした女性シンガーも紹介。ラウドネスの樋口宗孝プロデュースでデビューした浜田麻里、高崎晃プロデュースでデビューした本城美沙子、ヘビメタアイドルの早川めぐみ、橋本みゆきとイニシャルが「H.M」の女性シンガーがジャパメタブームの中、次々とデビュー。その中でもずば抜けていたのは浜田麻里でポップ路線に変わってもパワフルなのはわかるなぁ
 女性ロックシンガーのバックミュージシャンも紹介。
・浜田麻里のバックはデビューアルバムの時はMAKE-UPの山田信夫(NOB)、松澤浩明(G)、X-RAYの湯浅晋(Key)、北島健二(G)が参加。他のアルバムで松本孝弘が参加していて松本さんが参加したアルバムは持ってます。
・本城未沙子のデビューアルバムにはラウドネスの高崎晃(G)、山下昌良(Ba)、樋口宗孝(Ds)、NOVELAの永川敏郎(Key)が参加していた。他のアルバムでは北島健二・松本孝弘がセッションミュージシャン、サウンドプロデューサーに笹路正徳、西村麻聡(FOD)が参加している
・橋本ミユキのバックは44MAGNUM。
・三原じゅん子のデビュー曲「セクシー・ナイト」でギターを弾いていたのは北島健二でこのネタは小室哲哉の本「CAROLの意味」で登場している。
・85年に「秘密警察」でデビューした早川めぐみ。デビューアルバムでのバックはギターは北島健二・松本孝弘・山本恭司(BOW WOW)、Bsに鳴瀬喜博(カシオペア)、六川 正彦、Ds:青山 純、山田 亘(FOD) Kb:難波 弘之という顔ぶれ。
今BABYMETALが人気を集めてて、彼女らのバックミュージシャンは一流の人を集めていますけど、80年代の女性HMシンガーにも一流のミュージシャンが集まっていたんですね。

80年代は洋楽の影響を受けつつも熱く、かっこいい曲が生まれた時期で「神曲」も多数生まれてますけど、この頃の音楽の洗礼を受けて本当に良かったと思う。


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【中古】 BEAT EMOTION /BOΦWY 【中古】afb
「B・BLUE」「ONLY YOU」を収録。「ONLY YOU」がBOφWYの初体験でした。


TM NETWORK / Self Control [CD]
TM NETWORKが「Get Wild」でブレイクする前にリリースしたアルバム。松本さんがセッションギタリストとして参加。


【中古】LADY NAVIGATION/B’zCDシングル/邦楽
B'zを聞く切っ掛けとなった曲。化粧品のCMソングに起用され、初ミリオンヒットを達成した。
ミニアルバム「MARS」では英語歌詞+オリジナルよりハードに、「The 7Th Blues」ではアコースティックアレンジにリメイクされている。
B'zは初期のデジタルロック路線の方が好きで、稲葉さんの声が劇的に変化してしまったため最近のアルバムは殆ど聞いてないなぁ


【中古】ファースト・アクセス / access
accessの1st。聞く切っ掛けはTVで「JEWELRY ANGEL」(このアルバムに入ってます)のPVを見て。中学時代のクラスメイトにファンがいてその影響で聞いていたんですよね。
ヒロ(貴水さん)、大ちゃん(浅倉さん)共にルックスがいいのでアイドル扱いされたのも納得。
いったん解散したが知らないうちに復活してたのには驚いた。


【中古】フェンスオブディフェンスIII|2235 ZERO GENERATION / FENCE OF DEFENSE
FODの3rdで彼らの作品では最高傑作。「未来」をお題にしたコンセプトアルバムで超管理社会が敷かれている西暦2235年から来た男と1980年代を生きる女性・SARAの時を越えた愛を描いており、このアルバムに収録されている「SARA」はFODを聞く切っ掛けとなった曲。
「SARA」は後に「degitaglam2」でリメイクされたが、リメイク版は声のトーンが低め、キーボードが前面に出ていて女性コーラスも入ってる。


バービーボーイズ/LISTEN! BARBEE BOYS 4 【CD】


【中古】 家庭教師 /岡村靖幸 【中古】afb
岡村靖幸のアルバムでは最高傑作の呼び声が高い名盤。「カルアミルク」「あの娘僕がロングシュート決めたらどんな顔するだろう」は名曲。
岡村ちゃんのナルシズム全開な所って及川光博に受け継がれてるんだよなぁ


【中古】 宇宙船地球号 /LAZY 【中古】afb
LAZYのラストアルバム。アイドルグループ扱いされたLAZYが本当にやりたかったHM路線で製作した最初で最後の作品。復活した時に続編が製作されている。


【中古】THUNDER IN THE EAST(初回生産限定盤)/LOUDNESSCDアルバム/邦楽
アメリカ進出第1弾。ビルボードのランキング最高74位まで行った名盤(日本ではオリコン7位)


聖飢魔II / 愛と虐殺の日々〜歴代小教典 ソニー時代完全版〜(Blu-specCD2) [CD]
シングルのベストで当時収録されていなかった小教典も含めたバージョン。


【中古】 BLUE BLOOD /X JAPAN 【中古】afb
Xのメジャーデビューアルバム。「紅」「X」はテンションがMaxになる曲で、思わず「Xジャンプ」しそう。


【中古】 人間失格 /人間椅子 【中古】afb
人間椅子のデビューアルバム。バンド名は江戸川乱歩の小説、1stは太宰治の小説から取ったと古典文学+津軽弁(メンバーが青森出身)+ハードロックが売り。今年でデビュー30周年を迎えた。


浜田麻里 / Blue Revolution(SHM-CD) [CD]
松本孝弘がサポートギターとして参加。5曲目が松本さんとの共作で8曲目は西村麻聡(当時は昌敏名義)作曲。

【2019/11/15 00:49】 | 読書・コミック
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今回読んだ本は三島由紀夫の「金閣寺」。
1950年7/2に起こった金閣寺放火事件を題材にした小説で実際の犯人は動機を「美に対する嫉妬と、自分の環境が悪いのに金閣という美しいところに来る有閑的な人に対する反感からやった」と供述しており、三島は「美への嫉妬」をお題に小説化。

この頃の三島はボディビルに凝っており、文章の改造も試みていた。

・私(溝口)は実際の放火犯・林養賢同様舞鶴の出身で、吃音に苦しんでいたという設定。父は雇われ住職で結核にかかっているためろくに住職の仕事に携わっていない。死期を悟った父は「私」を知り合いが住職を務める鹿苑寺に預けることを決心。「私」は父から金閣寺は美しいものと教えられてきたが実際の金閣は美しくなく(今のように金箔が貼られていなかった)、落胆したもののますます金閣を美の象徴とみなすようになる。
・得度して住み込みで修行を始めることになった「私」は明るい性格で吃音を笑わない鶴川と友人になる。終戦後には「私」と同じで障害を持つが、それを逆手に取ってしたたかに生きている柏木と友人となる。柏木の紹介で女遊びをすることになった「私」だが、金閣の幻影に惑わされて女を知ることが出来ない。金閣の幻影に惑わされる「私」の姿はコンプレックスから抜け出せない人間の姿なのか?
・一度故郷に帰った「私」だが、父の死後母は「私」によく​出世してくれと言われるが、これもプレッシャーになっていたのか?
・戦後の金閣の様子、柏木から借金をして寺を出た「私」の描写は戦後の退廃を詳しく書いている。
・鶴川の死は交通事故ではなく自殺だったと柏木から聞いた「私」。それが引き金になって金閣を燃やそうと考える。で、実行に移した日。金閣に火をつけたものの怖くなって逃げだし、事前に用意したカルモチンと短刀を棄てて「生きよう」と考えた・・・って最後になるが死のうと考えず生きようと考えたのは罪を背負って生きようと考えたからなのか?


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【2019/06/17 20:50】 | 読書・コミック
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*2020年4月27日修正

今回読んだ本は「2235-ZERO GENERATION-」。
FENCE OF DEFENSEの3rdアルバム「~III 2235-ZERO GENERATION-」のストーリーブックで、3rdアルバムが「未来」をテーマにしたコンセプトアルバムということでそのストーリーを描いた小説と、イメージイラスト、メンバーのフォト、FODの歌を物語形式で紹介する文章・各人のアンケートを掲載。

ストーリー部分は西暦1999年、日本は戦争によって荒廃し、2235年には市民の生活は管理され、感情の抑制が行われるなど一種の管理社会と化していた。軍備拡張政策の一環としてワープ装置が開発され、その実験のため一人の兵士「F-921」が1987年にタイムスリップ。男は1987年に生きる女性SARAと出会い、感情を知る・・という内容

 歌と連動していることでアルバム「~III 2235-ZERO GENERATION-」で言おうとしていること・背景が浮き彫りになっていく。CDの方には同年にリリースされたTM NETWORKの「CAROL」(FODのメンバーは全員元TMのバックミュージシャン)とは異なり作品の背景は紹介されていなかったからなぁ。
 主人公の男は兵士として訓練され、感情を知らない。男はSARAとの触れ合いで自分の世界にはないものを見つける。SARAと夕陽を見続ける・・って描写「AGAIN」の一節「いつか失くしてゆく夕陽追いかけていた」を思い浮かべる。
男は自分が1987年にタイムスリップした本当の意味を知り、SARAにだけは自分は未来から来たことを告白。そして、最終章「THE LOST DANCE~THIS WORLD~」で未来に帰ることになった男だがSARAと共に事故に遭い、SARAが怪我を負ってしまう。男は(SARAと)一緒にいたいと告白するけど結局はSARAに促されて未来に帰ることになる。この時「一度(未来に)帰るけど、また会いたい」と男は願うが「THIS WORLD」の「一粒の願い胸に抱いて」「戻れない運命(さだめ)の中で たった一つの真実求めてく」の歌詞が浮かぶ。

ああいう本のお約束で各人にアンケート、音楽のルーツなどを語るコーナーも。
・西村さん:少年時代から凝り性だったらしく、FODがアニソンで佳曲を残したのもそのおかげ?(自分がFODを聞く切っ掛けはTM NETWORK同様アニソンだった)
「三国志」の劇伴を担当するにあたり、単行本60巻を読破したというエピソードは有名なんで。
絵にもハマってたとの事だが、ミュージシャンで実際に芸術関連の学校に行ってたという人もいますからね。(米米の石井さん、ラルクのHyde。)
西村さんは後にニックネームにちなんだ別名義「MatC」でクラブミュージック・リミックスに関わってるがそのルーツも。
・山田さん:音楽に入ったのは家の事情も絡んでた。エレクトーン・ギターを経験したが、高校時代のクラブでドラムに転向したとの事。
大学は理系で長髪にしていたとの事。山田さんも西村さん同様長髪にしていた時期があるが学生時代に長髪とは。今は大ちゃん同様金髪なんだけど。
好きな歌にピンクフロイドの「CrazyDIAMOND」を取り上げてるが、後に自身のソロで取り上げてる。
・北島さん:ビーイングブームの立役者・織田哲郎とは高校の同期。舘ひろしのバックも経験している。少年時代にロックに目覚めた時の事、WHY解散後はスタジオミュージシャンになったが、その時に見つけた方法論なんかも語ってる。北島さんはWHYとして活動した時から天才ギタリストと評価されたが、高崎晃のようなテクニック重視の人ではなく、堅実さを売りにしている印象。その部分は松本さんに似てるんだよなぁ。さらに言うと松本さんから無駄を取った印象すら受ける。

アンケートでは30年後について語ってる箇所がある。内容がいかにも・・ってなものもあるが今の視点からすると半分正解で半分は不正解って感じ。
・今でも活動しているか?:西村さんは「あり得ない」と言ってるが今でも活動されてるので正解か?
・アナログって製造されてる?:山田さんは「ない」と答えてるが、今でも新規でアナログが出てるし復刻盤も出てる。FODも30周年記念アルバムをアナログで出してる(反響があったのか、追加曲を入れて20枚目のアルバムとしてCD化。)
・パソコンはどのようになってる?:山田さんは「一家に一台」と答えてるが、正解だよなぁ。
・CDのサイズはどうなってる?:北島さんが言ってることが半分正解?CDの倍の容量が入るBD-R・RWが出てるし、レコード会社によって名称が異なるが高品質CDも出てるし。実際FODの初期3枚は高品質のBlu-Spec2CDとして復刻した。FODがマイナーなバンドのため通販限定になってしまったが。
・(30年後の)自分の住所は?:西村さんは「日本ではない」と答えてるが、今はアメリカに活動拠点を置いてるとの事。

FODのメンバーは元スタジオミュージシャンということで、関わったアーティストのリストなんてものも。
北島さんが(2000年代)声優界のディーヴァ・水樹奈々のサポートをしてるが(その時の愛称はケニー)、山田さんはアニソン女王の堀江美都子のバックをしていたとは驚き。
 シティポップ歌手の代表格のサポートもしていたのもびっくり。山田さんは山本達彦・北島さんは角松敏生・杉山清貴の作品に関わってる。実際杉山清貴のCDを確認すると北島さんの名前があったので大笑い。長年杉山清貴のCDを聞いていたのに気づかなかったんだから。

改めて「III 2235-ZERO GENERATION-」を聞いてみたが、1曲目「DARKNESS REMAINS THE SAME」「DATA No.6」の硬質さが管理社会を、「AGAIN」~「FLOATING TIME」~「IN MYSELF」が感情を知った男の心理で「THIS WORLD」が別れを描いていると思った。

<THIS WORLD>
限りない輝きを これからの瞳たちへ
STAR LIGHT 見上げれば
STORY 描いてる

暗い闇 包まれて
悲しみに浮かぶまなざし
MOONLIGHT 照らしてる
SILENT 刻まれてゆく

誰でもが遠い街にいる
自分を知りたくて 彷徨い歩き
とまどいと孤独な夢が
繰り返し続く 揺れてる THIS WORLD

透き通る光のかけら
手のひらに重なり合って
TWILIGHT 微笑みを
FOREVER 感じている

大空に弾けて広がる
一粒の願い 胸に抱いて
戻れない運命(さだめ)のなかで
たった一つの真実求めていく THIS WORLD

限りない輝きを これからの瞳たちへ


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【2019/05/19 20:46】 | 読書・コミック
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実写・アニメ(OVA)化した伝奇漫画の古典「孔雀王」の作者・荻野真氏が4/29日に死去したとのこと。享年は59、死因は腎不全で本日にYJ公式HPで公表された。
葬儀は8日に近親者のみで行った。
YJ公式サイトでは「これまでの読者の皆さまのご愛顧に対し深謝しますとともに 謹んでご逝去の報告を申し上げます」と追悼の意を表した。

 「孔雀王」は年上の友人(男)の影響で読んでいて、密教だけじゃなく日本神話・聖書・陰陽道などを駆使した世界観にはまり、呪術・魔法などに興味を持つようになった作品でした。密教(真言宗)の真言・法具の知識は「孔雀王」で知ったほどですし
「~退魔聖伝」の吸血鬼退治編はありきたりなネタを使わず、ジャンヌダルクにジル・ド・レェが出てきたり、アステカの太陽信仰・生贄の儀式などを絡めたところが斬新と思いました。

ご冥福をお祈りいたします


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【2019/05/10 18:56】 | 読書・コミック
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本日読んだ本は「三島由紀夫と楯の会事件」。
1970年(昭和45年)11月25日、作家の三島由紀夫は自身が主宰する民兵組織「楯の会」の会員4名と共に陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地に赴き決起を呼び掛けたが無視され、「楯の会」会員森田必勝(まさかつ)と共に切腹という方法で自決。自決に至る経緯を「楯の会」結成~三島事件(楯の会事件)~その後を関係者への取材をもとに構成した本。

昭和40年代は学生運動が盛んで安保紛争、大学の自治、学費などの問題が原因で大学上層部とで激突するってこともあった時期。60年代末期になると赤軍が結成・・と世の中は混迷を極めていたころ、文豪三島由紀夫はこの頃になると創作活動よりも政治色を強めていき、創作面でも政治に関すること、「英霊の聲」「憂国」等戦中での美学を絶賛する内容の作品を書いていた。三島は何を思ったのか昭和41年ごろから自衛隊への体験入隊を口にするようになる。そうして三島は本名の平岡公威で昭和42年4月に自衛隊に体験入隊。後に持丸博ら民族派の学生も自衛隊に体験入隊するようになる。
三島は自衛隊体験入隊によって祖国防衛のための民兵組織の構想を固め集まった学生らで前身となる組織結成を経て「楯の会」を創立することになる。
会員の条件は
・自衛隊の体験入隊に耐えた人が第一条件
・学生長の面談を受け、合格通知を受け取ったものが三島と面会できる

 最初は事件当日の様子が描かれる。楯の会会員(4期・5期生中心)は事件当日例会のため市ヶ谷会館に集まっていたが、三島が市ヶ谷駐屯地にやってきて益田総監を人質に取ったと報道されると、市ヶ谷会館は大騒ぎとなり三島と森田が割腹自殺の後介錯受けて亡くなったと聞くや、市ヶ谷会館に待機していた会員2名が警官に突っかかったこともあった。
 楯の会の班長の一人・倉持清当ての遺書が掲載されており、前半は倉持個人、後半は楯の会会員宛てのものだった。

例の演説の時に撒かれた檄文がすべて掲載されており
『われわれ楯の会は、自衛隊によって育てられ、いわば自衛隊はわれわれの父でもあり、兄でもある。その恩義に報いるに、このような忘恩的行為に出たのは何故であるか。

かえりみれば、私は四年、学生は三年、隊内で準自衛官としての待遇を受け、一片の打算もない教育を受け、又われわれも心から自衛隊を愛し、もはや隊の柵外の日本にはない「真の日本」をここに夢み、ここでこそ終戦後ついに知らなかった男の涙を知った。ここで流したわれわれの汗は純一であり、憂国の精神を相共にする同志として共に富士の原野を馳駆した。このことには一点の疑いもない。われわれにとって自衛隊は故郷であり、生ぬるい現代日本で凛冽の気を呼吸できる唯一の場所であった。教官、助教諸氏から受けた愛情は測り知れない。しかもなお、敢えてこの挙に出たのは何故であるか。たとえ強弁と云われようとも、自衛隊を愛するが故であると私は断言する。
 われわれは戦後の日本が、経済的繁栄にうつつを抜かし、国の大本を忘れ、国民精神を失い、本を正さずして末に走り、その場しのぎと偽善に陥り、自ら魂の空白状態へ落ち込んでゆくのを見た。政治は矛盾の糊塗、自己の保身、権力欲、偽善にのみ捧げられ、国家百年の大計は外国に委ね、敗戦の汚辱は払拭されずにただごまかされ、日本人自ら日本の歴史と伝統を涜してゆくのを、歯噛みをしながら見ていなければならなかった。 

われわれは今や自衛隊にのみ、真の日本、真の日本人、真の武士の魂が残されているのを夢みた。しかも法理論的には、自衛隊は違憲であることは明白であり、国の根本問題である防衛が、御都合主義の法的解釈によってごまかされ、軍の名を用いない軍として、日本人の魂の腐敗、道義の頽廃の根本原因を、なしてきているのを見た。もっとも名誉を重んずべき軍が、もっとも悪質の欺瞞の下に放置されて来たのである。自衛隊は敗戦後の国家の不名誉な十字架を負いつづけて来た。自衛隊は国軍たりえず、建軍の本義を与えられず、警察の物理的に巨大なものとしての地位しか与えられず、その忠誠の対象も明確にされなかった。われわれは戦後のあまりに永い日本の眠りに憤った。自衛隊が目ざめる時こそ、日本が目ざめる時だと信じた。自衛隊が自ら目ざめることなしに、この眠れる日本が目ざめることはないのを信じた。憲法改正によって、自衛隊が建軍の本義に立ち、真の国軍となる日のために、国民として微力の限りを尽すこと以上に大いなる責務はない、と信じた。
 四年前、私はひとり志を抱いて自衛隊に入り、その翌年には楯の会を結成した。楯の会の根本理念は、ひとえに自衛隊が目ざめる時、自衛隊を国軍、名誉ある国軍とするために、命を捨てようという決心にあつた。憲法改正がもはや議会制度下ではむずかしければ、治安出動こそその唯一の好機であり、われわれは治安出動の前衛となって命を捨て、国軍の礎石たらんとした。国体を守るのは軍隊であり、政体を守るのは警察である。政体を警察力を以て守りきれない段階に来て、はじめて軍隊の出動によって国体が明らかになり、軍は建軍の本義を回復するであろう。日本の軍隊の建軍の本義とは、「天皇を中心とする日本の歴史・文化・伝統を守る」ことにしか存在しないのである。国のねじ曲った大本を正すという使命のため、われわれは少数乍ら訓練を受け、挺身しようとしていたのである。
 しかるに昨昭和四十四年十月二十一日に何が起ったか。総理訪米前の大詰ともいうべきこのデモは、圧倒的な警察力の下に不発に終った。その状況を新宿で見て、私は、「これで憲法は変らない」と痛恨した。その日に何が起ったか。政府は極左勢力の限界を見極め、戒厳令にも等しい警察の規制に対する一般民衆の反応を見極め、敢えて「憲法改正」という火中の栗を拾はずとも、事態を収拾しうる自信を得たのである。治安出動は不用になった。政府は政体維持のためには、何ら憲法と抵触しない警察力だけで乗り切る自信を得、国の根本問題に対して頬かぶりをつづける自信を得た。これで、左派勢力には憲法護持の飴玉をしやぶらせつづけ、名を捨てて実をとる方策を固め、自ら、護憲を標榜することの利点を得たのである。名を捨てて、実をとる! 政治家たちにとってはそれでよかろう。しかし自衛隊にとっては、致命傷であることに、政治家は気づかない筈はない。そこでふたたび、前にもまさる偽善と隠蔽、うれしがらせとごまかしがはじまった。
 銘記せよ! 実はこの昭和四十四年十月二十一日という日は、自衛隊にとっては悲劇の日だった。創立以来二十年に亘って、憲法改正を待ちこがれてきた自衛隊にとって、決定的にその希望が裏切られ、憲法改正は政治的プログラムから除外され、相共に議会主義政党を主張する自民党と共産党が、非議会主義的方法の可能性を晴れ晴れと払拭した日だった。論理的に正に、この日を境にして、それまで憲法の私生児であつた自衛隊は、「護憲の軍隊」として認知されたのである。これ以上のパラドックスがあろうか。
 われわれはこの日以後の自衛隊に一刻一刻注視した。われわれが夢みていたように、もし自衛隊に武士の魂が残っているならば、どうしてこの事態を黙視しえよう。自らを否定するものを守るとは、何たる論理的矛盾であろう。男であれば、男の衿がどうしてこれを容認しえよう。我慢に我慢を重ねても、守るべき最後の一線をこえれば、決然起ち上るのが男であり武士である。われわれはひたすら耳をすました。しかし自衛隊のどこからも、「自らを否定する憲法を守れ」という屈辱的な命令に対する、男子の声はきこえては来なかった。かくなる上は、自らの力を自覚して、国の論理の歪みを正すほかに道はないことがわかっているのに、自衛隊は声を奪われたカナリヤのように黙ったままだった。
 われわれは悲しみ、怒り、ついには憤激した。諸官は任務を与えられなければ何もできぬという。しかし諸官に与えられる任務は、悲しいかな、最終的には日本からは来ないのだ。シヴィリアン・コントロールが民主的軍隊の本姿である、という。しかし英米のシヴィリアン・コントロールは、軍政に関する財政上のコントロールである。日本のように人事権まで奪はれて去勢され、変節常なき政治家に操られ、党利党略に利用されることではない。
 この上、政治家のうれしがらせに乗り、より深い自己欺瞞と自己冒涜の道を歩もうとする自衛隊は魂が腐ったのか。武士の魂はどこへ行ったのだ。魂の死んだ巨大な武器庫になって、どこかへ行こうとするのか。繊維交渉に当っては自民党を売国奴呼ばはりした繊維業者もあったのに、国家百年の大計にかかわる核停条約は、あたかもかつての五・五・三の不平等条約の再現であることが明らかであるにもかかわらず、抗議して腹を切るジエネラル一人、自衛隊からは出なかった。
 沖縄返還とは何か? 本土の防衛責任とは何か? アメリカは真の日本の自主的軍隊が日本の国土を守ることを喜ばないのは自明である。あと二年の内に自主性を回復せねば、左派のいう如く、自衛隊は永遠にアメリカの傭兵として終るであらう。
 われわれは四年待った。最後の一年は熱烈に待った。もう待てぬ。自ら冒涜する者を待つわけには行かぬ。しかしあと三十分、最後の三十分待とう。共に起って義のために共に死ぬのだ。日本を日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。それは自由でも民主主義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまった憲法に体をぶつけて死ぬ奴はいないのか。もしいれば、今からでも共に起ち、共に死のう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の武士として蘇えることを熱望するあまり、この挙に出たのである。 」
(原文は旧假名遣ひ)
演説内容もほぼ檄文通りだったが、三島の言うことは一理あるよな。警察予備隊を前身として作られた自衛隊だが、憲法違反の存在のため、存在意義ははっきりしない、国軍として存在する、しかし、自衛のためにしか軍事力を行使しないって憲法に書いておくべきです。

伝説の討論会・東大全共闘との対談の話の裏が描かれており万が一に備えて三島は短刀を忍ばせて討論会に赴いたが、三島に内緒で楯の会の会員が密かに討論会に行ったという話がでてきたり、この頃の三島が発表した評論も掲載している。
 国際反戦デーの時に楯の会と自衛隊の治安出動を望んでいた三島だったが、警察がデモを鎮圧したため自衛隊に不信感を抱くように。それ以前に教官役の自衛隊大佐・山本舜勝から街中がテロなどに巻き込まれたときの対策を受けていた話なども登場。

 後半はクーデター計画は如何にして行われていたかが中心。決起メンバーに選ばれた森田・古賀・小川・小賀はどのようにして選ばれたのか。決起メンバーは11/25日の前は「多分これが最後になるから」ということで旅行に行っていたとかが詳しく書かれている。
 最後は三島事件直後の話を紹介。
・市ヶ谷会館に集まった楯の会会員は現場に行こうとして取り押さえられた者がいた。任意同行を求められた時は「君が代」を歌って警察に向かった
・決起メンバーの小賀・小川・古賀は事件当日に命令書と一緒に弁護士費用3万円をもらっており、裁判の席で堂々と意見を述べた。
・三島の葬儀と一緒に楯の会解散が発表されたが、会場は報道関係者が特ダネを狙いにくい場所を選んでいた。楯の会解散前に会員たちは表立った行動をとっていなかった。

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【2019/04/18 21:37】 | 読書・コミック
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